JT跡地に大和ハウスが有力

 須賀川市茶畑地区の日本たばこ産業旧東日本原料本部(JT跡地)の進出企業について、須賀川市は17日に大和ハウス工業(本社・大阪市)が第1次審査を通過したと発表した。来年1月28日に公開プレゼンテーションを開き、2月上旬に決定、早ければ3月議会に契約締結を議案提案する見込みである。
 JT跡地は国道4号線や東北自動車道須賀川ICなどの高速交通網に近い約8・7㌶の更地で、須賀川市は新たな産業部門でのまちづくり拠点に位置付け、雇用が見込める製造・物流部門の企業進出へ情報発信してきた。
 須賀川市はJTから約12億7000万円で取得し、プロポーザル競技を経て採択となった事業提案者は最低価格13億2000万円以上で取得し、事業用地の引き渡し後1年以内に整備に必要な関係機関との協議を開始し、3年以内に提案する事業計画の実行を条件としている。
 プロポーザル企業には2社が参加表明していたが、今月10日の第6回審査委員会で行われた第1次審査は1社のみが事業提案書を提出、厳正な審査により大和ハウス工業が2次審査へ進むこととなった。同審査で提案内容が一定水準を満たしていない場合は該当者なしとなることもある。
 大和ハウス工業が提出した事業提案では、JT跡地に新たに工業団地を造成し工場や倉庫の誘致を目指す意向で、2次審査で事業提案者が正式決定した場合は、最速で2021年春頃には新たな企業・工場が進出する見込みとなる。