新ぼたん児童クラブ館は須賀川三小に

須賀川三小児童が通うぼたん児童館

 須賀川市は東作地内のぼたん児童館を利用している放課後児童クラブ・ぼたん児童クラブ館の須賀川三小校舎内移設に向けた補正予算(1121万円)を12月議会で審議している。子どもたちの安全確保と利用者定員増が目的で、保健室や職員室隣の空き教室3部屋を改装して利用する。
 須賀川三小から徒歩10分ほど離れたぼたん児童館内にある牡丹児童クラブ館は、現在85人の定員に対して須賀川三小の1年生から3年生まで102人が登録して利用している。
 施設の老朽化も移設要因の一つだが、最も大きな理由は歩道橋や横断歩道など適切に配置・利用しているものの、子どもたちが学校から児童クラブ館まで交通量の多い旧国道118号線を移動し通っているため、交通事故を不安に感じる保護者や児童からの声が高まっていた。
 新しいぼたん児童クラブ館改装工事は補正予算議案可決後から準備が始まり、年明けからの着工が見込まれる。完成は5月末ごろの予定で、準備を経て遅くとも夏休み明けの2学期には新しいクラブ館に子どもたちを迎えて利用が始まる。
 現在の保健室隣で1階職員室と並ぶ教室3部屋を改装する計画で、あくまでも放課後児童クラブ館として利用するため、通常の学校としての空間からは遮断して連結している廊下部分は閉鎖する。
 それぞれの教室は学年ごとに利用するイメージで、壁を撤去して連結させることはしない。授業を終えた子どもたちは一度昇降口から校庭に回り、ベランダ部分からクラブ館に入って放課後の時間を過ごす。
 新年度からの利用者募集は現状の定員85人で締め切っているが、新しいクラブ館完成の目途が立ち次第、改めて追加募集を行い、定員は120人前後まで増える見込み。あくまでも3年生以下を中心に募集するが、状況によって4年生以上の上級生も受け入れる。
 児童クラブ館スタッフは現行の8人体制を継続し、新館移設した後の現在の建物の利活用はまだ決まっていない。
 今回のぼたん児童クラブ館移設により、学校敷地外(隣接除く)の放課後児童クラブに通うのは阿武隈小のみとなる。市教委では子どもたちの安全確保のため適切な解決策を検討している。問い合わせは市教委こども課(℡88―8124)まで。