若だんな・若社長

No.34

えばた ようすけ江幡陽介さん(39)

御菓子司かぎや 鏡石町旭町16


歴史ある銘菓作りに情熱

人とのつながり大切に

 昭和2年創業の伝統菓子店4代目として、 約80年の歴史ある銘菓 「ぶどう氷」 や新入りの田んぼアート米で作る 「4代目じっちゃん団子」 を製造販売している。 「地元に根ざし、 対面販売で人とのつながりを大切にしています」。
 菓子を作る親の姿を見て、 小さい頃から家を継ぎたいと思っていた。 須賀川高校卒業後、 東京の菓子専門学校で学び、 20歳から4代目として和菓子作りに情熱を燃やしている。
 ぶどう氷は湿度の管理が重要で、 季節によって配合を変えている。 特殊技術により、 見た目の美しさに加え、 噛むと外側のシャリシャリ感のあとゼリーのような食感が口に広がる。 ほかにも同様の菓子はあるが、 この感覚は同店のものでしか味わえない。
 壊れやすい繊細な菓子のため、 県外では販売していないという。 今年から鏡石まちの駅 「かんかんてらす」 と玉川村の道の駅での販売を開始した。
 休日は郡山市のサッカークラブに所属している息子2人の試合観戦や練習を手伝うのが楽しみと目を細めた。