福島空港で不法侵入者対応訓練

緊張感に包まれる中、不法侵入への対応訓練

 福島空港事務所(郷正美所長)の不法侵入事案対応訓練は11日、国際線旅客ターミナルビル国際線制限区域で行われ、有事に備えて航空機及び空港利用者の安全を確保し、すみやかに事案を解決できるように訓練を行い、空港保安体制の強化を図った。
 訓練には同空港保安委員会構成機関(24機関)、同空港事務所、東京航空局福島空港出張所、福島空港ビル、横浜税関小名浜税関支署福島空港出張所、全日本空輸福島空港所、須賀川署、石川署などの関係機関から72人が参加した。
 想定は国際線運航日を仮定し、国際線旅客ターミナルビル1階エリアで、不審な行動を繰り返していた男を空港関係者が発見。男は旅客として保安検査を受けるが、検査中に制止を振り切り、出国審査ホールへ強引に侵入し、立入制限区域へ侵入した。
 訓練では不審な男を発見し関係機関や110番へ通報、不審者の監視、追跡、利用者の避難誘導などの対応を開始し、通報受けた警察機関が侵入者を制圧、捕捉した。ナイフを持った侵入者の迫力ある演技と警察官の警棒やサスマタで取り押さえ、周りは緊張感に包まれ、通報から捕捉まで迅速に行われた。
 郷所長は「想定通りのシナリオだったがスムーズに行ったと思う。多くのお客様の安全を第一に、被害のないように考えている訓練です」と総括した。