県内初の電源供給実動訓練

安全で速やかな高所作業などを訓練する社員たち

 東北電力送配電カンパニー福島支社は5日から7日まで3日間、自然災害による電力設備被害を想定した電源供給実動訓練が須賀川市塩田の郡山電力センター(旧須賀川技術センター)で行われ、6日にマスコミ関係者に訓練の様子を公開した。
 暴風雪による送電線の断線張り替え訓練や冬季の停電未然防止のための電源供給訓練など行い、大規模停電時における早期復旧への対応力強化や変電・送電・配電の各部門間の連携体制、復旧作業手順を確認し、送配電カンパニーとしての一体感の醸成などが目的。県内での同訓練の実施は初めて。
 県内の事業所を中心に約100人の社員が参加した。
 送電線の張り替え作業訓練は、高さ12㍍ほどの模擬鉄塔間に作業員が登り、速やかな張り替えを行った。
 電源供給訓練は変電所からの電源供給を大容量の移動用発電機車と高圧応用電源車で代替することを想定し、模擬電柱(配電線)にケーブル接続作業などを行った。
 訓練にはスマートグラスなどを装着した作業員もおり、メガネ型のカメラで捉えた映像や音声を福島支社や宮城県の本社に送り、リアルタイムで指示を受ける訓練なども行い、冬季のトラブルに対する連携体制を強化した。