長沼地域農集排水分担金値上げへ

橋本市長に答申を手渡す柏村会長

 須賀川市農業集落排水施設運営審議会(柏村國博会長・長沼区長会長)は3日、橋本克也市長に諮問を受けていた、農業集落排水事業分担金統一について答申した。未接続者の設置促進と情報を発信するため1年の周知期間を設け、2020年4月から長沼地域の分担金は20万円と実質値上げとなる見込み。
 市内の農業集落排水事業分担金は現在、須賀川・岩瀬地域(20万円)と長沼地域(12万円)で異なる負担額となっており、須賀川市と長沼町の合併協議で分担金(加入金)と補助制度を須賀川市の例によるものとすると決定している。
 一方で、旧長沼町の計画区域において旧制度を新市が引き継ぐとの協議方針でこれまできたが、昨年4月1日の上江花地区最終供用開始で全地域の計画区域事業が完了し、今年度末に早期接続を促進する特例期間が終了するため、異なる分担金の統一へ審議会を設置して意見を求めていた。
 審議会では早期接続を促進する特例期間終了と合併協議の方針を受け、長沼地域と須賀川・岩瀬地域との「分担金統一は妥当」と結論づけた。
 ただし長沼地域における農業集落排水事業未接続者の接続を促進するため、1年の周知期間を設け、「さらなる接続促進の取り組みを図られたい」と要望し、負担金統一時期は2020年4月1日からの実施を求めた。
 市は今後、審議会からの答申内容を尊重し、各種手続きを経て市議会に提案する。議決後に長沼地域全体で約110件ある未接続世帯を戸別訪問して接続を呼びかけるほか、市ホームページや広報で接続促進と分担金統一の情報を発信していく。