鳳坂トンネルいよいよ掘削工事開始

掘削工事が始まった鳳坂トンネル

 国道118号の(仮称)鳳坂トンネルの掘削工事開始に伴う安全祈願祭は29日、天栄村牧之内地内のトンネル起点側抗口で行われ、関係者一同が安全で一日も早く工事が完了するため祈りをささげた。
 鳳坂トンネルは牧之内地内から羽鳥地内を結ぶ延長2538㍍で片側一車線のトンネル、工期は2020年10月まで、その後トンネルの内部や前後を整備し2022年頃までの供用開始を目指している。
 これまで地盤工事や残土置き場の整備、設備準備などを進めてきた。
 祈願祭は事業主の県中建設事務所や施工の大林組、天栄村職員や地区代表者ら約50人が出席した。
 佐藤善治県中建設事務所長、鈴木吉則中郷牧野組合長、星荘一大平区長、今井淳一東北支店副支店長、児玉潤児玉組代表取締役が代表して玉ぐしをささげた。
 佐藤所長は発注者あいさつで「国道118号は中通りと会津をつなぐ復興に欠かせない重要な道路。今後、掘削残土を運ぶためトラックが村内を行き交うことになるが、一日も早く安全に工事を終えることを誓います」と述べた。
 今井副支店長は謝辞で「鳳坂トンネルは安全性、利便性を格段に向上させるもので、地域に長く愛されるものになると考えている。一般交通の安全を最優先で工事を進めていきたい」とした。
 鳳坂峠は急カーブ・急勾配が続く標高825㍍の道路で特に路面が凍結する冬期間は交通に危険があった。
 トンネル開通により走行距離は約3㌔短縮、最急縦断勾配は12%から4%、最小曲線半径は10㍍から350㍍に改善する。