「松明あかし」が冬の季語に

 須賀川の晩秋を代表する風物詩で420余年の歴史を誇る「松明あかし」が冬の季語として「俳句歳時記 第5版 冬」に収載された。初冬の季語・牡丹焚火(昭和53年収載)に続き2つ目。
 俳句歳時記は角川書店が編さんし、今月22日に「第5版 冬」が発刊された。1456季語を収録し、松明あかしは144㌻に永瀬十悟さん(桔槹幹事)の作品とともに掲載されている。
 松明あかしを季語に収載を―の活動は桔槹吟社(森川光郎代表)を中心に長年にわたって続けられ、故金子兜太さんをはじめ中央俳壇で活躍する著名な俳人を迎えたり、俳句雑誌に資料を提供するなどして実現に向けて活動してきた。
 俳句歳時記は春夏秋冬と新年の部を発刊し、県内行事で収載されているのは南相馬市の相馬野馬追を含め今回で3つとなった。
 地方都市で複数の行事が季語として収載される例は少なく、橋本市長は「俳句のまちを標榜する本市にとって誠に喜ばしく、誇らしく思う」と述べ、須賀川の俳句活動がこれを契機に一層活発になることを期待したいとしている。