フランスのギヨームさん初句会

初めての句会に参加したギヨームさん(中央)

 フランスから来日しているギヨーム・ブラウンさん(31)は19日、中央公民館で活動中の俳句の会「虹の会」(三瓶眞弘会長)に参加して、初めての本格的な俳句作りに挑戦し、自作の3作品を発表した。
 三瓶さんが退職後にフランス語を学びたいとパリや那須の語学学校に通いながら、インターネットを利用してフランスの文通相手を募集したところ、ギヨームさんから最初に返信があり、3カ月ほど連絡を取り合うことで今回の来日となった。
 ギヨームさんが日本を訪れるのは今回が3回目。鎌倉で開かれた精進料理の講習受講をメーンに、3週間の有給休暇を利用して岡山や福島、奈良などを巡っている。
 日本語は独学で小説やCDなどで学んだそうで、朝食は自分でコメを炊き味噌汁を作り食べている。
 フランスで俳句の人気番組を動画で見てから興味を持ち、三瓶さん宅で宿泊する縁から虹の会への参加が決まった。
 虹の会は昨年の芭蕉記念館で開かれた初心者向けの俳句講座受講者で立ち上げ、会員約10人が桔槹吟社同人髙久田稔さんから指導を受けて中央公民館で活動している。
 髙久田さんは相楽等躬から続く須賀川俳句文化の流れを紹介し、「須賀川には何百年も前から俳句が根付いている」と俳句のまち須賀川について説明した。
 ギヨームさんは初めての本格的な句会参加に興味津々で、自作の「湯たんぽや手が憶えてる火傷跡」などを発表し、会員らが詠んだ句の選句にも挑戦し、「俳句は詠むことが楽しくて、初めてですが一生懸命詠みました」と話した。