25日まで「須賀川駅前ヒストリー」

かつての駅前を写真で懐かしむ来場者たち

 須賀川駅前有志の会(深谷勝俊代表)の写真展「須賀川駅前ヒストリー~平成30年史に見る駅前の移り変わり~」は25日まで、市コミュニティプラザで開かれ、電車を待つ高校生や昔を懐かしむ市民らが足を止めている。
 陸の玄関口として観光やビジネスにおいて重要な拠点である須賀川駅は明治20年に日本鉄道の駅として開業以来、市外などから多くの人たちが働くため駅周辺に生活拠点を形成し、町民文化の伝統をすでに築いていた町中とは異なる独特の文化が作られていった。
 市は昭和58年度から駅前土地区画整理事業を始め、交通量の増加に対応する道路拡幅工事などを行い、昨年10月に竣工式を迎えた。
 写真展はおよそ平成30年間に当たるその間に様変わりしていった景観を写真約40点で振り返っている。
 駅前有志の会は当時と現在の風景を見比べる同イベントで駅前にあった文化やにぎわいを掘り返し、これからの駅前について新たな市民の活動を始める第一歩に位置づけている。
 写真を見つめる来場者の反応は様々で、若者たちは看板や建物などの共通点などを見つけながら駅前の歴史を楽しみ、中高年以上の年代は懐かしい駅前の姿を前にして思い出話に花を咲かせていた。
 入場無料でコミュニティプラザが開放している時間はいつでも観覧できる。
 市は駅前地区まちづくりとして国の社会資本整備総合交付金事業を活用し、国道4号線と同地区をつなぐ「東西幹線道路」と東西自由通路や駅前広場整備などの「駅西地区都市再生整備」の2計画を進めており、2023年頃には児童公園なども設けられる予定。
 今後更に変わりゆく駅前の状況に、市民が中心となり駅前独自の文化を再興・発展させる動きが活発化し始めている。