須賀川市とこぷろ須賀川が災害協定

災害に備えて協定を結んだ橋本市長と安田社長

 須賀川市とまちづくり会社こぷろ須賀川が来年1月11日開局予定のウルトラFM(86・8メガヘルツ)は、「災害時における放送要請及び緊急放送等に関する協定」を結んだ。締結式は12日に市役所で行われ、橋本克也市長と安田喜好社長が固い握手を交わした。
 こぷろ須賀川は1月に市と「コミュニティFM放送局の開設及び運営に関する基本協定」を締結し、10月には無線局予備免許通知を取得、市民交流センター4階の放送スタジオ開局に向けて準備を進めている。
 今回の協定締結により、ウルトラFMを通して市内での災害発生または発生の恐れがある場合に、気象や避難情報などの防災情報を市民に発信する。
 市民の安全・安心に直結する水道や電気などライフラインの現状や復旧情報、避難所開設場所や時間、台風が近づきつつある場合の注意喚起なども放送していく。
 協定を締結した橋本市長は「いよいよ開局が迫り多くの市民の皆さんが聴いてくれることを願っています」と期待を寄せ、「震災の教訓を生かしラジオでの情報発信は非常に心強い。いざという時に確実に情報が届けられるよう今後とも密に連携を図り、市民の安全安心につながるように取り組んでまいりたい」とあいさつした。
 安田社長は「地域に密着した情報の重要性を認識し、須賀川になくてはならない情報を提供してまいります。市民に一番身近な情報源になるよう社員一丸となってまいります」と話し、最後に両者で握手した。
 ウルトラFMは須賀川出身で特撮の神様とも呼ばれる故・円谷英二監督が生みの親のウルトラマンにちなんで、多くの市民に親しみを持ってもらいたいと命名された。
 県南地方初のコミュニティFM局で、地域に密着した情報や声を独自作成して市内に発信し、須賀川の魅力発信と人材の発掘育成、地域密着型の声の情報を伝達する。
 朝・昼・夕方の2時間ずつ、地元商店街の若手経営者や放送経験者らがパーソナリティを務める自主制作番組などを放送していく。