須賀川市で公金28万7600円紛失

 須賀川市で市内6動物病院から集金した畜犬登録及び狂犬病予防注射済み手数料と職員親交会費の計28万7600円の公金を紛失する事案が発生した。11月1日の紛失判明から該当する環境課職員11人への聞き取り調査などを行い、7日には須賀川署に盗難相談を届け出て捜査が始まった。近日中に被害届を正式に提出する。
 市は8日に臨時記者会見を開き、宗形充行政管理部長、尾島良浩生活環境部長、堀江秀治行政管理課長、小池文章環境課長が出席し、「(公金紛失は)あってはならない事案が起き、市民の皆様にご心配とご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした」と謝罪した。
 紛失した公金のうち畜犬登録料など22万6750円(犬38頭、184人届け出分)は10月18日に市内6獣医から環境衛生係の担当職員が預かり、課内の入金用手提げ金庫に保管した。24日に台帳との突き合せ処理が完了し、この時点までは金庫内に現金を確認していた。
 公金紛失は金融機関へ入金する11月1日に判明し、職員から集めていた環境課クラブ費6万850円も無くなっていたことが分かった。2日と5日に環境課全職員11人への聴き取り調査を実施したが事態が明らかにならず、6日の会議などを経て7日に須賀川署へ相談した。
 公金が保管されていた手提げ金庫は課内で管理され、庁内マニュアルにある日中だけでなく夜間も施錠できる引き出しに保管する、入金確認後即入金のルールが守られていなかった。昨年5月の新庁舎開庁以後、各担当課には原則職員以外が入れないよう管理されているため、今回の事態を受けて市は8日に全庁に公金管理マニュアルの再確認と遵守徹底を通達した。
 市は須賀川署の捜査に全面協力する考えで、管理監督責任も含めて職員の厳正な処分も検討している。