包括ケア講演会で「通いの場」学ぶ

ストレッチなどで体を動かす参加者たち

 須賀川市の地域包括ケアシステム講演会「地域ぐるみで健康寿命をのばそう~レッツゴー通いの場~」は1日から小塩江公民館を皮切りに始まり、自主的な介護予防の重要性や通いの場づくりの意義などを学んだ。
 高齢者が可能な限り在宅で自立した生活を送れるよう地域ぐるみで支える地域包括ケアシステムの体制づくりの一環で、22日まで市内公民館など全9カ所で開かれる。
 1日は地域住民ら約20人が参加した。南東北春日リハビリテーション病院の前川裕樹理学療法士を講師に迎え、「今日から始める介護予防」と題した講話を聴き、介護予防体操を実践した。前川理学療法士は介護予防に大切なポイントとして「歩く量を増やす」「社会活動に積極的に参加する」「一日のなかで筋トレなどを取り入れる」の3つを挙げ、ストレッチなどの運動を指導した。
 また長寿福祉課職員らが住民主体の「通いの場」立ち上げ支援について説明した。「通いの場」はお互いにコミュニケーションが取れる場を作り体操などを行うことで介護予防を目指し、一人暮らし高齢者の見守りや生きがい作りになどにも効果的とされている。
 市は週1回程度、3カ月以上集まって介護予防体操など行う「通いの場づくり」に参加するグループや団体を支援している。
 立ち上げまでは打ち合わせや町内説明会など、立ち上げ後3カ月間は介護予防体操の指導や体力測定などで補助し、その後も専門職の出前講座などで定着を促す。
 参加者らは自主的な介護予防の取り組みの重要性を学び、健康意識を高めていた。