交通死亡事故多発で署警報発令

「署警報」知らせるのぼり旗

 須賀川・岩瀬地方で昨年の交通事故死者数を上回る5件目の交通死亡事故が発生した。須賀川署は31日までの7日間、「交通死亡事故多発署警報」を発令し、交通指導取締りを強化するほか、関係機関・団体と連携して広報啓発活動を推進していく。
 須賀川署管内における「死亡事故多発署警報」発令は今年に入って2回目。前々回は平成28年10月の2年前で事故発生状況の深刻さが分かる。
 今年は7月から8月の約1カ月間に死亡事故が3件相次いだ。今月14日に花の里地内でオートバイが対向車と正面衝突する死亡事故が発生、25日の死亡事故で昨年1年間の交通事故者数4人を上回る5人が犠牲となった。
 5件の死亡事故のうち4件で70歳以上の高齢者が犠牲となり、さらに25日の死亡事故を含む2件が夜間(薄暮時含む)で道路横断中に車と衝突している。
 須賀川署では多発署警報発令中の取り締まり強化と広報活動を実施するが、これまでも街頭活動などで特に高齢歩行者の「夜光反射材」着用やライト点灯などを呼びかけており、これからの季節は日没が早まりドライバーと歩行者双方で危険性が高まるため注意を求めている。
 また8月に委嘱した高齢者交通安全指導隊や関係機関とも連携して、事故防止へ一丸となって取り組みを強化する。ドライバーにも通勤通学中の安全運転や時間にゆとりを持った運転、年末年始に向けて飲酒運転撲滅への理解と協力を求めている。