多発する労災防止に向け初のパトロール

労働災害防止に協力を呼びかける渡辺署長

 須賀川労働基準協会と須賀川労働基準監督署は初めての「多発4種事故防止パトロール」を25日、管内の3工場をパトロールし、事故が多発する冬季の安全意識向上を図った。
 今年は第13次労働災害防止計画の初年度だが、管内の労働災害が多発しており、今年1月から9月末までに全産業で94件(前年対比31件、49・2%増)、死亡事故も2件発生している。
 須賀川労働基準監督署は業種を問わず4種類(転倒、墜落・転落、はさまれ・巻き込まれ、動作の反動・無理な動作)の労働災害が多発していることを受け、9月1日から10月31日までを「多発4種労働災害防止重点取組期間」と定め、監督指導の徹底化や関係各団体へのパトロール要請、各事業所への基本的対策の再確認を呼びかけている。
 パトロールはその一環として、須賀川労働基準監督署、須賀川労働基準協会専門部会員ら計20人が、鏡石町のサイトウ、玉川村のTBK、東京精工の3工場をパトロールした。
 出発式で渡辺満署長が趣旨を説明し「多発4種の労働災害に特に着目し、工夫している点や好事例、気づいた点などを見つけ、冬季の事故防止につなげたい」と協力を呼びかけた。その後、各工場をパトロールして回り、良い点や気をつけるべき点などを確認し、今後会員事業所などに注意喚起して事故防止の取り組みを推進する。