空き家改修し移住促進

 天栄村のふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングは12月31日まで、インターネットを通じて全国から支援を募り、湯本地区の空き家を移住者受け入れに活用できるように改修して人口流入促進を図る。
 ガバメントクラウドファンディングは自治体などが事業資金の用途をあらかじめ示し、賛同者から寄付金を募集する。
 村は湯本地区の高齢化率が46%超まで進んでおり、0歳から14歳の人口は29人と少子高齢化に伴う担い手不足による集落機能の低下が顕著となっている。
 地区の移住促進や住みやすい地域づくりを目指す地元有志らは「湯本塾実行委員会」を発足し、移住体験ツアーや地元の魅力発見プログラムなどを定期的に開催するなど、子育て世代が住みよい場所となるよう取り組んでいる。
 村は湯本塾実行委員会と協働で事業を展開し、空き家を利活用した新しい人の流れの創出を目指す。
 ガバメントクラウドファンディングでは浴室やトイレ、台所、屋根・壁など空き家改修経費計377万円のうち、150万円を募集する。
 改修工事は12月頃に着工し、来春に完了を目指す。
 クラウドファンディングで目標額に達しない場合も工事は実施、その場合は村の予算を使用する。
 村のふるさと納税返礼品は9年連続金賞受賞の天栄米や村内2蔵元の廣戸川、寿々乃井、長ネギ、ヤーコンなど村産野菜などが人気で、昨年度は納税額が5343万3000円に達した。
 しかし今年4月に総務省がふるさと納税制度の寄付金に対する返礼を3割以下とするよう求める通知により、今年度は9月末現在で544万5000円に落ち込んでいる。
 村のふるさと納税は5000円から5万円までのコースを用意、10月末までの申込者には11月3、4の両日に行う田舎暮らし体験ツアーの抽選券をつける。
 申し込みは専用ページ(https://www.furusato-tax.jp/gcf/366)、問い合わせは村企画政策課(℡82―2333)まで。