11月10日、巨大松明27本夜空焦がす

11月10日の「松明あかし」ポスター

 420余年の歴史を誇る日本三大火祭りで晩秋の須賀川を代表する「松明あかし」は11月9日に前夜祭にあたる八幡山衍義(慰霊祭)、10日に翠ケ丘公園五老山山頂で大松明・本松明などが火の粉を上げて勇壮に燃え盛る。今年は本松明に市内25団体が参加し、大松明と姫松明を含め27本の巨大松明が夜空を焦がす。
 戦国時代に須賀川地方を治めていた二階堂家と東北制覇をもくろむ伊達政宗軍とで熾烈な戦があり、両軍の犠牲者を弔うため地元住民が連綿と受け継いできた伝統行事で、現在は実行委員会が主催し、毎年11月第2土曜日に松明を燃している。
 八幡山衍義は激戦地でもあった岩瀬八幡神社を会場に、地元町内会が中心となって小松明が行列をつくって山頂を目指し、幻想的なふん囲気に子どもたちの太鼓演奏が犠牲者を悼む。
 11月10日は翠ケ丘公園芝生広場で今年もおもてなしフードコートが午前11時からスタートする。午後1時からは宮先町の須賀川信用金庫駐車場と市民交流センターにおもてなし・イベント広場を設け、小松明製作コーナーや甲冑武者と記念撮影、戦国鍋や松明スープ振る舞い、地元特産物販売などをある。
 松明通りでは午後1時半から須賀川一中、須賀川三中による本松明行列、午後3時から総勢約250人による大松明・姫松明行列が五老山山頂を目指して出発する。
 夕方になると翠ケ丘公園芝生広場から会場周辺歩道を明るく照らすキャンドルナイトが始まる。
 大松明・姫松明に点火される御神火は午後4時45分に旧須賀川城の二階堂神社で奉受式・献吟を開き、まちなかを神火が一周して、午後6時半に五老山山頂で大松明に点火される。
 午後5時頃からは13団体が参加して小松明行列が山頂を目指し、個人参加も当日会場などで募集する。
 午後6時からは五老山特設ステージ(公園駐車場)で奥州須賀川松明太鼓保存会が松明太鼓演奏を披露し、炎の祭典を盛り上げる。
 また昨年も好評を集めた市民コンサートは、10日午後1時から市役所みんなのスクエアで、稲田学園愛唱歌を作詞した岡本真夜さんが歌声を披露し、松明あかし会場で市民との交流を予定している。
 無料駐車場はJA夢みなみ本店(100台)、福島病院(280台)、須賀川牡丹園(1000台)、市文化センター(100台)、阿武隈小(500台)、市武道館(50台)、有料駐車場(午後1時から午後9時半まで入庫は9時間無料)は市役所(100台)を利用できる。
 須賀川駅、市文化センター、牡丹園は午後4時から午後9時まで10分間隔で有料シャトルバスを運行する。