福島空港で航空機事故の対応訓練

本番さながらに放水する消防隊員

 福島空港消火救難総合訓練は14日、関係32機関182人、車両33台が参加して空港エプロンなどで行われ、胴体着陸した航空機からの乗員・乗客の救護、消火活動などの連携体制を訓練した。
 航空機事故等の緊急事態発生時に消火、救難等の一連の応急対策を迅速かつ確実に実施できるよう体制確立を図ることが目的。医療、消防、警察、近隣自治体、県、空港関係機関が参加し2年に1回行っている。
 訓練は航空機が前輪不具合により胴体着陸すると空港事務所に通報が入り、消防・警察等への通報と空港に参集しての情報共有、マイクロバスを航空機に見立てた空港化学消防車と広域化学消防車の放水訓練、機体から負傷者の救出、重傷度を選別するトリアージ、応急救護所での救護、救急車の搬送を行った。
 終了式で小川辰壽県土木部河川港湾総室次長は「航空機事故は初動体制が極めて重要だが、訓練で的確な対応がみられた」とあいさつし、郷正美空港事務所長は「関係者の真に迫る対応を心強く感じた。今後も常に危機管理意識を持ちながら体制の充実を図っていきたい」と講評した。