須市最高の栄誉賞「文化の日表彰」

 須賀川市最高の栄誉賞にあたる平成30年度文化の日表彰受賞者が11日発表され、生活環境功労の草野美昭前須賀川地区交通安全協会長(79)=桜岡=ら個人4人と2団体が栄えある賞を受ける。表彰式は11月2日午前11時から市役所で開かれる。
 市文化の日表彰制度は昭和29年度からスタートし、地方自治や産業の振興、教育・文化の興隆、社会福祉の増進など各分野において永年にわたり尽力し、市勢の伸展に功労のあった個人・団体を表彰し功績を讃えている。これまで延べ391人、18団体を表彰してきた。
 今年度文化の日表彰に輝いたのは生活環境功労の草野美昭前須賀川地区交通安全協会長と小山邦弘須賀川地区安全運転管理者協会長(74)=諏訪町=、産業功労の轡田倉治県商工会連合会長(76)=大久保=、教育功労の斎藤吉司市子ども育成連絡協議会顧問(89)=滑川=、すかがわ国際短編映画祭実行委員会(深谷育子委員長)、奥州須賀川松明太鼓保存会(会長・渡邉達雄商工会議所会頭)。
 生活環境功労の草野美昭氏は昭和50年4月に須賀川地区交通安全協会に入会後、平成14年5月から今年5月まで16年間にわたり会長を務め、交通事故防止や交通安全思想普及に尽力した。須賀川労働基準協会長や須賀川法人会長、須賀川商工会議所副会頭などを歴任し、幅広い分野で地域振興に寄与した。
 生活環境功労の小山邦弘氏は昭和53年4月に須賀川地区安全運転管理者協会に入会し、平成4年から14年間副会長、平成18年から今年5月まで12年にわたり会長を務めた。県安全運転管理者協会副会長として活動し、安全運転管理体制の充実強化や交通秩序の確立に寄与した。県社会保険協会評議員なども歴任した。
 産業功労の轡田倉治氏は岩瀬商工会長として今年5月まで18年間にわたり中心的な役割を担い、会員事業所の経営安定を図るなど、岩瀬地域の商工業振興と経済発展・向上に尽力した。岩瀬地域審議会長を13年務めたほか、まちづくり市民懇談会委員、岩瀬管内商工会広域連携協議会長など各種委員を歴任し、市政振興発展に寄与した。平成24年からは県商工会連合会長を務めている。
 教育功労の斎藤吉司氏は昭和48年に地区子ども会役員に就任し、平成7年4月から9年間にわたり市青少年健全育成会長を務め、夏季少年健全育成球技大会運営などで中心的な役割を果たした。平成16年4月から市子ども会育成連絡協議会顧問を務めるなど市の青少年健全育成のために尽力した。
 教育功労のすかがわ国際短編映画祭実行委員会は、平成元年から「すかがわ国際短編映画祭」を実施し、今年で30年を数える。ドキュメンタリーからアニメーションまで、世界中から選りすぐった約30本の短編映画を毎年上映し、地域住民の映画文化に対する造詣を深めるとともに国際交流に対する意識の向上に寄与している。
 教育功労の奥州須賀川松明太鼓保存会は420余年の歴史を誇る伝統行事「松明あかし」を太鼓の音で盛りたてるため、平成元年の400年記念事業として誕生した。郷土芸能「松明太鼓」保存を目的に設立し、太鼓の研さんはもとより、松明太鼓小若組の育成指導や初心者向け太鼓教室を開くなど、継承発展に努め市の伝統芸能の振興に寄与している。