奇跡のあじさい「お焚き祭」

冥福を祈り竹筒キャンドルに火を灯す参加者たち

 長沼商工会(赤羽隆会長)、藤沼湖自然公園復興プロジェクト委員会(深谷武雄委員長)の奇跡のあじさい「お焚き祭」は7日、全国各地から約300人が参加して藤沼湖自然公園で開かれた。
 昨年6月に開いた奇跡のあじさい植樹祭で植えられた約1400株に肥料を与え、植樹祭に参加できなかった県外の人たちも持ち寄ったアジサイを植樹した。
 アジサイの○×クイズやじゃんけん大会、バルーンアート遊びの後「お焚き祭」の開会式が開かれ、藤沼ダム決壊による犠牲者に黙とうを捧げた。
 深谷実行委員長と赤羽会長、来賓の橋本克也市長、佐藤暸二市議会議長、玄葉光一郎代議士、宗方保県議、川田昌成県議らが「3~5年後には立派に咲き誇ると思います。全国約1500本の奇跡のあじさい全てが皆のものとしてかわいがり、心のふるさととしてアジサイを見守って欲しい。犠牲者の慰めになることを願っています」とあいさつした。
 お焚き台に点火し、参加者たちは「犠牲者の冥福を」と奇跡のあじさいの枯れ木に移した火でアジサイのそばに設置した1000個の竹筒キャンドルに火を灯して回った。
 オカリナ奏者の只野和子さん(相馬市出身)と五十嵐洋子さん(会津坂下町出身)の演奏や小貫崇明長沼中校長のトランペット、プロジェクションマッピングで震災前の長沼などの放映、無料ふるまい汁、有料飲食物産コーナーなど多彩なイベントを楽しんだ。