山寺土地区画整理事業の竣工式

事業竣工記念碑を除幕する橋本市長たち

 須賀川市の県中都市計画事業山寺土地区画整理事業竣工式は4日、関係者ら約20人が出席して山寺池公園で行われ、設樂嘉秀土地区画整理審議会長らに感謝状が贈られた。
 山寺地区は中心部から約2㌔、東北自動車道須賀川ICから約1㌔、須賀川駅から約800㍍、国道4号線に隣接する地理的好条件に加え、西川土地区画整理事業区域の北端にあり、事業施工前までは無秩序で計画性のない開発が急速に進みつつあった。
 市は乱開発を防止し、良好な市街地を形成する目的で、昭和58年12月に都市計画決定した。昭和59年から施工面積約57・6㌶の事業に着手、道路や公園などの公共施設を適切に配置し、宅地利用の増進を図り、住みよい魅力的な地区の造成に努め、昨年8月の換地処分公告により、総事業費約58億5000万円の巨大プロジェクトが完了した。
 施工前は180世帯700人の規模であったが、事業完了の昨年8月現在で970世帯2322人が生活する住宅地へと大きく変遷し、山寺池公園は広さ約4万平方㍍で大型遊具や休憩所なども設けられ多くの親子連れや子どもたちが憩の時間を過ごしている。
 竣工式で橋本克也市長が事業概要を説明し「多くの皆さんのご協力のおかげで山寺地区は市内でも魅力的な住宅地の一つとなっています。山寺池公園は多くの子どもたちの笑顔が集まる場所となりました。これからは駅西地区へのアクセス向上などにより、一層の回遊性向上と交流人口増を目指し、にぎわいある魅力的なまちづくりを目指してまいります」とあいさつした。
 来賓の佐藤暸二市議会議長が祝辞を述べ、審議会委員や西川・森宿区長ら関係者13人に感謝状が贈られた。
 設樂審議会長は「これまでの苦労が報われた思いです。震災などさまざまなことがありましたが、区画整理事業の成功を大変うれしく思います」と謝辞を述べた。
 最後に橋本市長、佐藤議長、設樂会長らによる竣工記念石碑除幕と牡丹の記念植樹を行った。
 事業竣工式は午前10時に開会したが、その前から数組の家族連れらがブランコや滑り台を楽しんでおり、親子の笑い声が事業完了に花を添えていた。