3年に1度の桙衝神社太鼓獅子舞

太鼓獅子舞本番に向けて練習する子どもたち

 須賀川市指定無形民俗文化財の「桙衝神社太鼓獅子舞」の本祭は7日午前10時から同神社で開かれるが、本番に向けて桙衝神社太鼓獅子保存会(松川勇治会長)が獅子舞、地区の子どもたちは太鼓を宮本集会所で練習している。
 先月28日には約20人が参加し、小学生が小太鼓、中学生が大太鼓を会員の笛の音に合わせて「どっこい」と掛け声をかけながら打ち込んでいた。
 子ども代表の佐藤優芽さん(長沼中3年)は「みんな一生懸命練習しています。特にお年寄りに元気を与えられるよう、力強い太鼓を披露するので見に来てほしい」、児童たちは「色々な人にこの祭りの楽しさを知ってもらいたい」と話した。
 松川会長らは「先頭を歩く天狗が吠えると獅子が振り返り、参道を見下ろすところが迫力があり見どころです」と語った。
 祭りは6、7の両日、宵祭、本祭、渡御祭を同社境内で執り行う。6日午後7時から宵祭、7日午前10時から本祭、太鼓獅子舞は午後1時から3時まで。
 太鼓獅子は3年に1度、桙衝地区の男子が化粧を施し、華やかな衣装を身に着け、太鼓を打ちながら踊る。旧暦うるう年の10月1日に本祭りの際に行われてきたが、近年の少子化や保存会員の休暇調整を考慮し、今回から正式に旧うるう年の10月の第1土曜日が宵祭り、翌日が本祭りと日時を変更した。
 同神社は県重要文化財、須賀川市指定無形民俗文化財に指定されている。日本武尊が奉られ、古来より多くの武将が崇め、延喜式神名帳に名を連ねる、歴史ある神社。旧舎号を鉾衝鹿島大明神といったことから、地域の人たちから鹿島様の愛称で親しまれている。