台風24号最大風速18・8㍍記録

須賀川駅の待合室で運行再開を待つ利用者たち

 日本列島を縦断し各地に強風と雨の被害をもたらした台風24号は、30日未明から10月1日にかけて須賀川・岩瀬地方に最接近した。須賀川消防署の調べで、1日午前2時24分に最大風速18・8㍍を記録し、倒木や街路樹の枝が折れるなど被害が報告されている。
 須賀川市によると台風接近による各種警報を受けて、30日に自主避難者受け入れのため市武道館に避難所を開設し4世帯7人が自主避難した。状況が落ち着いたため1日午前5時50分に閉鎖した。
 午前9時45分現在で強風のため倒木8件が報告されているが、同時刻までに須賀川土木事務所などと連携し対応している。
 鏡石町は強風で枝が折れた程度で大きな被害報告はない。
 天栄村は倒木数件のほか、30日正午から1日午前8時まで村体育館など4カ所に避難所を開設し、湯本支所に1世帯2人、村高齢者コミュニティセンターで3世帯3人が自主避難した。
 東北電力の調べでは1日午前2時13分から午前5時11分まで、下小山田で2245戸が停電したほか、午前7時8分から狸森で約200戸、午前7時52分から小倉1戸が午前10時現在も停電している。
 JR東日本の東北本線は全線1日午前中運休し、須賀川・岩瀬地方の5県立高が臨時休校となった。須賀川駅には運行状況を確かめるため、早朝から通勤者らの姿が見られた。
 須賀川・岩瀬地方3市町村の小・中学校は全て通常通り。幼稚園は自主登園対応している園もあった。
 須賀川市やJA夢みなみ須賀川・岩瀬地区などへの取材では、台風24号による農作物被害は午前10時現在で調査中だが、強風で多くのリンゴが枝から落ちるなどの情報もあり果樹農家を中心に大きな被害が出ている模様。
 福島空港は1日午前発着の伊丹便と新千歳便1便ずつ計2便が欠航した。