ワークショップ「復活!上人壇廃寺跡」

特殊な伽藍配置について説明を受ける参加者たち

 須賀川市のワークショップ「復活!上人壇廃寺跡」は29日、市内外から歴史愛好家ら31人が参加して、1300年前に建国した石背国の姿を思い想像を膨らませた。
 今年は中通りと会津地方を治めた石背国が建国して1300年、同時期に須賀川駅北側に建立された上人壇廃寺跡が国史跡指定されて50年の節目の年にあたり、市立博物館企画展をはじめ様々な関連事業を展開している。
 今回は県立博物館主任学芸員で“はにわ大王”こと荒木隆さんを講師に迎え、実際に上人壇廃寺跡に足を踏み入れて当時の建築様式や出土史料などについて説明を受けた。
 あいにくの雨模様となり、ミニ瓦造りなどの体験イベントは順延となったが、1300年前の石背国や全国的にも珍しい南門・金堂・講堂が1直線に並んだ伽藍配置、建物の時代変遷、出土資料などを細かく紹介し、線路そばの南門跡で詳しく建物の配置の様子など聞いた。
 市では今後、先人たちが遺してきた上人壇廃寺跡を未来に伝えていくため公園化などを計画しており、史跡整備について広く理解を深めてもらうため各種取り組みを計画している。