ウルトラマン関連事業アンケート

清掃後に記念撮影するTPTメンバー

 須賀川市は平成25年5月にウルトラの星「M78星雲 光の国」と姉妹都市を提携し、市の魅力を積極的にPRし交流人口増と地元産業の活性化を図るため、まちなかの目抜き通り(通称松明通り)のモニュメント設置など各種事業を展開してきた。昨年から今年初めにかけてアンケートを実施した結果、市民の約57%が「取り組みは地域を元気にしている」と答えた。
 これまでのウルトラマン関連事業について、市民と観光客らを対象に当初の目的である全国への市の魅力PR、観光誘客の促進、認知度、来訪目的、関連事業に関する行動状況、市内での消費金額など12項目のアンケートを行った。
 20歳以上の市民1500人を対象に記述式アンケートを実施し、約37%にあたる551人から回答があった。
 ウルトラマン関連事業の取り組みを「知っている」と答えたのは85・8%。モニュメントを設置している中心部は91・5%、中心部以外80・2%だった。
 取り組みの魅力度は、「魅力ある」、「まあまあ魅力ある」の順に中心部で24・5%、48・2%、中心部以外は27%、37・2%で、全体は25・6%、43・1%。
 観光PRは地域を元気にしていると感じるかには「そう思う」、「まあまあ思う」の順に中心部19・1%、38・1%、中心部以外15・8%、40・5%、全体で17・5%、39・1%だった。
 中心部とそれ以外での大きな差は見られなかったが、モニュメント設置など関連事業が身近にある環境かどうかで数値に影響が出たとみられる。
 市外からの観光客を対象に昨年延べ6日間街頭アンケートを行い、224人から回答を得られた。
 ウルトラマン関連事業を「知っていた」のは県内98・7%、県外71・7%、来訪動機として「大いに影響」は県内62・2%、県外34・2%、「少しは影響」は県内8・1%、県外7・9%で、市の取り組みと県内各地で実施中のウルトラマンARスタンプラリーなどが影響しているものとみられる。
 ウルトラマン事業への参加・体験状況は、「モニュメントを見た」79・2%、「写真撮影した」59・2%で松明通りへの来訪を大きく誘導した。「グッズ購入」21・5%、「ウルトラマンメニューを食べた」8・5%の一方で「何もしていない」14・6%が今後の課題と言える。
 さらに市への再来訪の意欲調査では「ぜひ来たい」62・3%、「機会があれば来たい」26・2%で概ね好印象が得られた。
 また今年1月から2月にかけて1年以内に市を訪れた県外モニター600人(概ね自動車で3時間以内の地域でウルトラマン世代である50歳以下)を対象にしたインターネット調査では、ウルトラマンが来訪動機に「大いに影響」50・4%、「少しは影響」34・8%と答えた。
 市は第7次総合計画のリーディングプロジェクト「イメージアップ戦略の展開」において、須賀川出身で特撮の神様、故円谷英二監督を市の地域資源ととらえ、ウルトラマンの力を借り、松明通りへのモニュメント13体や怪獣ベンチ2基の設置、ヒーローショー、配電盤ラッピング、関連グッズ製作支援などに取り組んできた。
 市内外からの家族連れが写真撮影する姿が年々多くなり、ウルトラ応援団やサークルシュワッち、TPT須賀川メンバーらが清掃活動を行うなど、市民がふるさとへの誇りと自信を培い、須賀川の明るい未来を創造する一助として活用されてきた。10月下旬には長寿命化を図るためモニュメント5体のお色直しを予定している。