俳句ポスト30年度第1回入選句

 須賀川の俳句文化継承と発信を目的に作品を募集している、須賀川市芭蕉記念館の平成30年度俳句ポスト第1回入選句が発表された。市内外の1514人から4496句の投句があった。
 「俳句のまち須賀川」として多くの人に俳句に親しんでもらうため、昭和60年から市内景勝地23カ所と市内全小中学校に俳句ポストを設置し作品を募集している。
 今年1月21日から8月28日までに投稿された一般172人2216句、子ども1342人2280句が対象となった。
 審査員は桔槹吟社の森川光郎代表と同人の髙久田稔さん、江藤文子さん、深谷栄子さん、金子秀子さん、山暦会員の阪路卓美さんが選者を務めた。
 今回の入選句と第2回入選句と合わせて、来年2月上旬に年間特選句を決める。
 須賀川市内の第1回入選句は次の通り。
▽一般の部=佐久間博信(小倉)「宇津峰へ落ちて怒濤の天の川」、渡辺盛子(下宿町)「父母のありてふるさと花杏」、関根邦洋(梅田)「それぞれに発ちし子供の蒲団干す」、鵜沼操(東作)「枯れ色となりてなるほど小判草」▽子どもの部=本田悠晴(白江こども園)「なつのいけみずべにうかぶはのぼーと」、須釜楓太(須賀川一小1年)「ばったとぶたかくとんでるきんめだる」、森山未結(同)「ひこうきのつばさみたいななつのくも」、金澤和(阿武隈小1年)「ひまわりがぱっとさいたよおひさまだ」、池田義悠(同)「あさがおとはやおききょうそうぼくまけた」、橋本陸人(同)「あさがおにこえかけながらみずをやる」、張堂春花(須賀川一小2年)「あきの風わたしを森へさそってる」、今野惇己(阿武隈小2年)「五つ子がすだってしずかなつばめのす」、佐久間楓(同)「ひまわりとうるとらまんでせいくらべ」、小松駿斗(同)「バッタとぶはっぱの色とおんなじだ」、五十嵐心(仁井田小2年)「きのこがねありのテントになっている」、渡辺瑛太(柏城小2年)「森のいけ夏のけしきがうつってる」、古山るな(同)「かまくらをつくってねこもはいったよ」、白石遼羽(同)「たのしいなはじめてかいたねんがじょう」、小山杏美(長沼小2年)「くろあげはわたしの手のひらくすぐった」、角田賢祐(須賀川三小3年)「夏の草ゆらゆら鳥のかくれんぼ」、安藤煌介(西袋一小3年)「あまがえるきょじんのぼくからにげてゆく」、大森麻菜(柏城小3年)「夕やけがどんどんしずむ山のかげ」、添田結月(同)「ありのれつとなりの家までつづいてる」、笹山心暖(長沼東小3年)「にわとりがいきなりないたあついのか」、深谷柊斗(稲田小4年)「夏の山なにかが動くやぶの中」、幸田優依(阿武隈小4年)「水面の葉に夏の日がすきとおる」、相樂修斗(柏城小4年)「春がきたいつもみたいなかおをして」、岡部幸太郎(大東小4年)「星の子は五千万才夏の夜」、桒名司(長沼小4年)「うめのみがにんじゃのようにかくれてる」、矢部陽菜(白方小4年)「葉の中にしゅんがおわったふきのとう」、町田惇十(須賀川二小5年)「飛んでいくフェラーリのようにオニヤンマ」、千田侑樹(柏城小5年)「飛びついてブローチになるバッタかな」、桑名琴音(同)「はつひので赤い太陽とびだした」、矢部康祐(白方小5年)「校庭をたんけんしている一年生」、阿部大和(柏城小6年)「夕がたの一人で作るところ天」、江連あい夢(長沼小6年)「梅雨の風土のにおいを運んでる」、西村怜太朗(須賀川二中1年)「カラカラと石が転がる秋初め」