大人対象に初の特撮ワークショップ

綿を使った雲の使い方をレクチャーする三池さん

 須賀川市は特撮技術を文化ととらえて次世代に伝承する活動に取り組んでいるが、子どもたちの活動サポート役を務める大人を対象にした初めての「特撮ワークショップ」は5日、関係者ら約40人が参加して市文化センターで開かれた。
 これまで小学生親子が参加した取り組みは2回開いてきたが、今回は今後の活動を支える公民館や市民交流センター職員、サークルシュワッちメンバーらが参加して、綿やチョークで巨大雲ジオラマ作成に挑戦した。
 講師に特撮研究所所属で映画「シン・ゴジラ」などでおなじみの三池敏夫特撮美術監督を迎え、活動の注意点やカメラ撮影時の工夫、効果的な照明の当て方などの指導を受けた。
 参加者たちは大きな空色の色看板にチョークで思い思いの雲を描き、綿やピアノ線、針金などを駆使して巨大雲のジオラマを手作りした。
 実際におもちゃの飛行機も用意して、映画撮影現場さながらのカメラワークも披露し、手作り雲海の映像に参加者らも感心しきりだった。
 須賀川出身で特撮の神様として今も国内外から多くの支持を集める故円谷英二監督を顕彰するため、岩瀬農村環境改善センターに特撮アーカイブセンター、市民交流センター5階に円谷英二ミュージアムを建設する。特撮技術を文化ととらえ、後世に伝える貴重な資料として保存・修復・展示し、須賀川に新しい人の流れを生み出し、にぎわい創出につなげたい考えである。