奇跡のあじさい詠む「紫陽花賛歌」

「紫陽花賛歌」を作詞した深谷さん

 須賀川市長沼の藤沼湖自然公園指定管理会社おもふるハートの深谷武雄代表取締役社長は、3年前に作詞した長沼の復興シンボル「奇跡のあじさい」を詠んだ「紫陽花賛歌」に曲をつけて歌にするため、長沼中校歌の作曲家である大中恩さん(94)に作曲を依頼するため調整を進めている。
 詞は1・2・3番まであり、湖底で芽吹き、悲しみを越え、きれいな花を咲かせる奇跡のあじさいは希望の証であるとうたっている。
 長沼中の小貫崇明校長が大中さんの妻聖子さんのいとこであることから、小貫校長を通じて大中さんに作曲を依頼する運びとなった。「犬のおまわりさん」などの作曲も手がけていることもあり、直接会って依頼するため準備を進めている。
 藤沼湖を題材に「藤沼音頭」や奇跡のあじさいを歌にしたいという茨城県の作詞作曲家もいることから、この「紫陽花賛歌」が歌として完成し、長沼市民を癒やし元気づけ、歌われ続ける曲となる日が来ることが待たれる。
 深谷さんは同じ地名と歴史的なつながりを縁に相互交流を深めている長野県長野市の地区民らから「長野市長沼には復興シンボルのサクラの歌『桜づつみ』があるが、須賀川市長沼の奇跡のあじさいの歌はないのか。ぜひ聞いてみたい」との要望を受け作詞した。
 2年前の3月11日に長野市長沼地区民が須賀川市長沼を訪れた際に詞を渡したが、やはり曲もつけて歌として聞いてみたいとのことから、作曲者を探していた。