40回目の釈迦堂川花火大会、30万人魅了

須賀川の夜空を彩る尺玉の競演

 東北を代表する夏祭りの一つ、須賀川市の第40回釈迦堂川花火大会は25日、30万人を超す観覧者が訪れ盛大に開かれ、夜空を彩る1万発の光と音の競演に市内全域から歓声が上がっていた。
 東日本大震災からの復興期から創造・発展へ新たなステージへ歩み進める須賀川の姿を市内外に広く発信していくため、4章構成で市内4中学校(須賀川一、須賀川二、須賀川三、仁井田)合唱部の歌声に乗せた音楽創作花火や5年ぶりに復活した2尺玉打ち上げなど多彩なプロジェクトが企画された。
 第1章「祝祭の光」、第2章「Music celebretion」、第3章「麗しき華たち」、第4章「40周年を祝う花々」はそれぞれさまざまな工夫が凝らされ、40回目を記念した尺玉40連発の打ち上げや女流花火師の競演なども話題を呼んだ。
 花火大会当日は早い時間から露店通りに多くの見物客が足を運び混雑した。ケーズデンキそばとイオンタウン駐車場の丸テーブル席も事前に完売となり、未来大橋両側のイス席もにぎわった。
 記念のメッセージ花火はプロポーズや長寿を祝うものが打ち上げられ、アナウンスのたびに客席から拍手と歓声が上がった。
 橋本克也市長のあいさつに続いて地元の新栄町の子どもたち14人と牡丹キャンペーンクルー2人が元気いっぱい打ち上げのカウントダウンを行い、軽快な音楽に乗せた音楽創作花火や尺玉が須賀川の夜空を埋め尽くした。
 会場には浴衣姿のカップルや多くの家族連れ、外国人観光客らの姿も見られ、晩夏の須賀川を彩る光と音のステージを存分に堪能していた。
 今年は市役所展望台のウルトラフロアも一般公開され、観覧者たちは地上45㍍からの絶景を楽しんだ。