
花の図鑑や趣味の本にも掲載
好きなこと半世紀
子どもの頃から植物が好きで、 気が付けば盆栽、 山野草、 日本春蘭、 オモトなど約1000鉢管理している。
家の脇にあるフジは手掛けて50年以上が過ぎ、 花が咲き誇る時期に和室から眺める光景は、 雑誌 「趣味の山野草」 にも取り上げられるほどの素晴らしい出来栄え。
広々とした庭とハウス小屋には、 たくさんの盆栽や山野草が所狭しと並べられている。 50年もののアカマツやクロマツの下にコケ玉や斑入りの野草など、 その配置にも心癒される憩いの場所である。
フウラン大図鑑に作り方の紹介で掲載されたり、 園芸の本に紹介されたりと、 ジャンルは問わずその種類は数えきれないほど、 植物好きなことが伝わってくる。
珍しいものでは白アケビ、 古代米斑入り、 イチョウの斑入りのほか、 葉を楽しむというオモトの数も多い。
須賀川山野草会、 須賀川蘭友会に所属し、 展示会には多くの作品を出品し、 数々の賞を受賞している。
「今後も無理をせずに大事に育てたい」 と笑顔で語ってくれた。