石背建国1300年記念イベント

「まぼろしの国 石背」PRポスター

 須賀川市は石背国建国1300年・上人壇廃寺跡国史跡指定50周年記念事業として、9月から10月にかけて市立博物館企画展「まぼろしの国 石背」など講演会やウオークイベント、ワークショップなどを行う。歴史ウオーク参加は今月17日から市文化振興課で受け付ける。
 奈良時代(718年)に現在の東北地方南部の陸奥国から石城・石背両国が独立した。石背国は中通りと会津地方を治め、中心は須賀川にあったと推測されている。
 わずか数年間しかなかった幻の国ではあったが、今年は建国1300年にあたり、同時期に創設されたと考えられる寺院跡が上人壇廃寺跡で、昭和43年の国史跡指定から50年の節目にあたる。
 市はこの記念の年に博物館企画展、講演会「上人壇廃寺跡と日本の古代寺院」と「石背国の成立背景―古墳時代のイワセ」、歴史ウオーク「古代の須賀川」、ワークショップ「復活!上人壇廃寺跡」を企画した。
 博物館企画展「まぼろしの国 石背」は9月1日から30日までで、上人壇廃寺跡だけでなく石背国関連の栄町やうまや遺跡などから出土した土器や関連史料などを展示する。観覧は無料で常設展も会期中は開放する。
 講演会「上人壇廃寺跡と日本の古代寺院」は、9月1日午前10時半から。講師に清水重敦京都工芸繊維大デザイン・建築学系教授を迎え博物館展示室で。定員は50人程度で事前申し込みは必要ない。
 歴史ウオーク「古代の須賀川」は9月15日午前10時から。ふれあいセンターを出発し、栄町遺跡、上人壇廃寺   跡、うまや遺跡など徒歩で須賀川駅周辺の関連遺跡群を巡る。定員は30人で参加費は300円。問い合わせは市文化振興課(℡88―9172)まで。
 ワークショップ「復活!上人壇廃寺跡」は、9月29日午後1時から。現地で荒木隆県立博物館学芸員と一緒に古代を考える。参加無料で事前申し込みは不要。約3時間の活動を予定している。
 講演会「石背国の成立背景―古墳時代のイワセ」は、10月20日午後1時半から東公民館講堂で。柳沼賢治福大うつくしまふくしま未来支援センター特任教授を迎えて開く。定員は50人程度で事前申し込みは必要ない。