年内に育成球技大会の方向性示す

4項目の課題について意見交換する出席者

 須賀川市子ども育成会連絡協議会(大内康司会長)は21日、第65回夏季少年健全育成球技大会組み合わせ抽選会終了後、大会出場11育成会の代表ら13人と協議会役員が出席して市役所で初めての意見交換会を開き、現状の課題や要望などを率直に議論し合った(3面に組み合わせを掲載)。
 協議会では今回の会合で出された意見を基になるべく早い段階で役員会を開き、66回以降の球技大会のあり方や種目などについて検討し年内にも方向性を決めたい考えである。
 夏季少年健全育成球技大会は昭和29年から夏休み期間中の子どもたちの健全育成と非行防止を目的に実施し、小中学生たちの真夏の球宴として定着してきた。
 競技はソフトボール、ミニバスケットボール、野球、バレーボールの4種目で継続し、最盛期には100を超えるチームが出場していたが、少子化による育成会活動の縮小、震災後の屋外活動一時自粛、家族生活の多様化など様々な原因で出場チームが減少の一途をたどり、今大会は26チームとなった。
 伝統ある球技大会の現状を踏まえ、育成会から率直な意見や要望を聞き取り、大会を含めて育成会活動がより良い方向に進めるよう意見交換会開いた。
 出席した24人を前に大内会長は「この数年で球技大会にいろいろな意見が寄せられている。どんな形に変えていくか、皆さんから意見をいただき、なんとか良い方向に持っていきたいと考えている。将来に向けて貴重な意見をいただき球技大会の在り方を考えたい」とあいさつした。
 意見交換は①現在の球技大会②新たな競技としてどのようなものが良いか③開催時期④アイデアや意見を自由に―の4項目について加盟全育成会を対象に実施した事前アンケート結果も踏まえて討論した。
 球技大会は各育成会で概ね好意的にとらえられている一方で、子どもの人数がそろわない、競技未経験者が活躍できない、ユニフォームや道具がそろえられない、指導者が集まりにくいなどにより大会参加を見送る育成会も多くみられた。
 大会に出場する育成会からも、経験者と未経験者でクラス分けを、学校ごとにチーム編成する工夫は、男女混合チーム編成はできないかなどの意見のほか、人数を集めるのに必死で来年以降参加できるかどうか分からないなどの声も聞かれた。
 現状の4種目以外の新競技に対するアイデアも寄せられ、出席者からは子どもたちに直接アンケートを実施するなどして、子どもが参加・出場したい大会をつくることも大事との意見もあった。
 また育成会ごとに運営方法に違いがあるため、連合会として会同士の横の連携を強化する工夫、学校を通して子どもたちにアプローチする方法などのアイデアも寄せられた。
 協議会では来年以降も球技大会を継続したい考えであり、子どもたちがより参加しやすい大会となるよう、各育成会からの意見を踏まえて年内には方向性を示したいとしている。