松明太鼓保存会30周年記念公演・式典

30周年を記念して勇壮な演奏を披露

 平成元年11月11日午前11時11分11秒に発足した、奥州須賀川松明太鼓保存会(会長・渡邉達雄商工会議所会頭)は今年で創設30周年を迎えた。「原点から未来へ」をテーマに22日は市文化センターで記念公演、ホテルサンルート須賀川で記念式典を開き、関係者一同でさらなる飛躍を誓い合った。
 奥州須賀川松明太鼓保存会は松明あかし400年記念事業、ふるさと創生事業として市民公募により具現化し、御諏訪太鼓の故小口大八宗家をはじめ関係者の支援で発足した。

 毎年11月第2土曜日の松明あかしを太鼓の音で盛り立て続け、郷土愛を育む須賀川の伝統文化確立と継承を大切にしながら、幅広い年代の会員が切磋琢磨し合いながら活動している。
 松明あかしのほか須賀川牡丹園など市内外イベントに出演するなど幅広く公演し、東北太鼓ジュニアコンクールなどで優秀な成果を修めてきた。

和やかに活動を振り返る祝賀会

 記念公演には保存会歴代会員12人、現会員21人、小若組嵐(中高生)32人、小若組27・28期生(小学生)28人の計93人が出演し、二部構成で「飛竜三段がえし」、「暁月」、「火の花」、「千祈萬祷」、「神送栄」などオリジナル曲を含めて14曲を披露した。
 会場は客席が一杯になるほどの盛況を見せ、会員らは汗を振りまきながら勇壮な太鼓演奏を披露して、大きな拍手と歓声がステージに送られていた。
 会場入り口にはメッセージコーナーも用意され、来場者らから温かい励ましの言葉などがたくさん寄せられた。
 記念式典には歴代会員や関係者ら約70人が出席した。発足からの歩みを振り返る写真と映像コーナーが好評を集めた。
 渡邉会長は「私たちは多くの方々に支えられてここまでこられました。これまでの歩みに感謝し、30年の道のりに恥じぬよう、これからもさらに精進を重ねてまいります」とあいさつした。
 会発足・運営に尽力した初代会長の岩崎重憲さん、近藤準一さん、吉田忠さん、西間木豊彦さん、小林清美さん、廣瀬喜彦さん、故高木博元市長ら9人に感謝状が贈られた。
 来賓の橋本克也市長、佐藤暸二市議会議長、村井達也商工会議所青年部会長らが祝辞を述べ、佐藤貴紀松明をもりたてる会長の乾杯で祝賀会が和やかに催された。
 また30年の歩みを振り返る記念誌「響 創設30周年のあゆみ」を150部発行し、出席者らに贈呈した。