31日から「地域医療体験研修」

 福島県は今年度も医学生が実際に地域医療の理解をより深めるため、県内8地域全12コースで現場を実際に「見て」「聴いて」「感じる」ことができる「地域医療体験研修」を行う。須賀川・岩瀬地方では31日から8月2日まで、公立岩瀬病院や地元自治体が協力して医大生10人を受け入れる。
 研修は公立岩瀬病院企業団を構成する須賀川市、鏡石町、天栄村、玉川村が主催し、同病院と国立病院機構福島病院などで研修を予定している。
 須賀川・岩瀬地方で活動するのは県立医大3年生8人、同1年生と慶應義塾大3年生の各1人の計10人。
 県内8地域の体験研修は2泊3日の日程で、各地域の特色を活かした、他地域では体験できない行程が用意されている。
 須賀川・岩瀬地方の研修は31日に学生が現地入りし、公立岩瀬病院で地域医療の現状と中核病院の役割などを視察し、研修医や院内多職種と意見交換する。福島病院では重症心身障がい児(者)病棟や脳神経内科病棟などを視察、ホテルサンルート須賀川で宿泊し、地元行政機関や医療機関関係者と交流夕食会を開く。
 8月1日はニプロファーマ鏡石工場で国内大手医薬品開発製造現場の見学、鏡石町勤労青少年ホームで町食生活改善推進団体の活動紹介と健康食の調理実習、天栄村健康保健センターへるすぴあで体操カフェ参加と高齢者健康サロンとの交流、ご当地体操「天の川体操」体験などを行う。宿泊は湯本のひのき風呂の宿分家となる。
 8月2日は天栄村国民健康保険湯本診療所でへき地医療現場の視察と意見交換、福島空港内県消防防災航空センターで消防防災ヘリコプター活動状況視察、最後に須賀川市役所で課題研究のまとめと発表を午後1時過ぎから予定している。