11月10日晩秋の風物詩・松明あかし

11月10日開催の松明あかしイベントを確認

 須賀川はもとより福島県を代表する晩秋の風物詩として、日本三大火祭りの一つに数えられる「松明あかし」は11月第2土曜日の10日夜、松明通りと翠ケ丘公園内五老山山頂で盛大に開かれる。今年は市内団体・企業の参加状況に応じて、市外企業からの本松明参入を初めて受け入れる体制を整える方針を確認した。
 松明あかしは戦国時代に須賀川を治めていた二階堂家が滅ぼされた伊達家との激戦の犠牲者を弔う伝統行事で、400有余年の歴史を有する。毎年多くの観光客が市内外から訪れてきたが、近年は国外からの注目も集め海外観光客の姿も多くなっている。
 五老山山頂に20本を超える大松明・本松明が設置され、勇壮な炎と火の粉をあげて燃え盛る松明あかしのイベントを市民協働により実施し、元気な須賀川を発信していく。
 今年も大松明・姫松明・本松明・小松明行列、仕掛け松明、松明太鼓、信金本店営業部でのおもてなし・イベント広場、翠ケ丘公園芝生広場のキャンドルナイトとおもてなしフードコート、二階堂神社からの御神火隊などの催しを予定している。
 11月9日は前夜祭にあたる八幡山衍義を岩瀬八幡神社で、10日に本祭りを実施する。
 松明あかしに向けた第1回実行委員会は19日、委員ら約30人が出席して中央公民館で開かれ、大会スケジュールなどを確認した。
 実行委員長の橋本克也市長が「400有余年続く伝統行事である松明あかしは近年、交流人口拡大により多くの皆さんに参加していただいています。実行委員会としてこれからも多くの皆さんに参加いただけるよう、ご理解とご協力をお願いします」とあいさつした。
 実行委員会委員と幹事を選任し、イベント概要を確認した。
 松明がそびえたつ五老山山頂には本松明を27本設置できるが、今年から市内企業・団体の参加状況に応じて市外企業の本松明参加を認める方針を決めた。参加申し込みは8月1日から9月30日まで受け付けるが、市内からの参加で設置場所が全て埋まらない限り、希望があれば市外からの参加を認める。担当者によると本松明の市外企業参加があった場合は初めての試みとなる。