桔槹吟社きうり天王祭俳句会

きうり天王祭を詠んだ俳句会

 260余年の歴史を持ち須賀川を代表するきうり天王祭を題材に、桔槹吟社(森川光郎代表)は今年も俳句会を開いた。桔槹同人ら17人が参加して14日、ホテルサンルート須賀川で選句し、大河原政夫さん、江藤文子さん、佐藤秀治さんが特選三句に輝いた。
 きうり天王祭吟行句会は昨年に続いて2度目。地元の伝統行事を冠した句会を企画し、俳句文化の隆盛と行事の側面支援を目的としたもの。
 きうり天王祭宵祭り会場のお仮屋や出店などのにぎわいを吟行し、1人5句ずつ計85句を句会に投句した。
 選句会で森川代表は同日午前中に行った俳誌桔槹創刊1100号記念句碑除幕式と合わせて、「本日は桔槹吟社にとって大変意義深い一日となりました。きうり天王祭を俳句に詠むことは桔槹吟社としてとても大事なことであり、我々に課せられた使命だと思います。これからも地元の伝統行事などを詠む活動を続けてまいりたい」とあいさつした。
 投句作品を同人同士で選句し、和やかに交流を深め合った。
 特選三句、互選高得点句は次の通り。
▽森川光郎特選三句=大河原政夫「ふところの胡瓜ひとつの重さかな」、江藤文子「夜空より胡瓜いただく宵祭」、佐藤秀治「両の手のきうり差し出す天王祭」▽互選高得点句=猪越千代「七月やかあんと晴れて句碑除幕」、佐藤秀治「句碑ふたつ除幕しきうり天王祭」、森川光郎「人いつか胡瓜の国に深入りす」