日大工学部、アイガモ利用の米作り

日大中野教授の卒研生らがアイガモで米作り

 日大工学部の土木工学科環境生態工学研究室 (中野和典教授) は、 須賀川市小作田谷地地内で、 アイガモを利用した米作りを行っている。
 中野教授と卒研生14人が、 環境問題への対応や自然との共生を踏まえ、 「ロハスの工学」 をさらに究め、 より高度な知識と技術を修得し、 水質保全や景観保全に取り組んでいる。
 同地区の関根禎仁さんが所有する20アールの田んぼで3年目となるコシヒカリの米作りで、 1年目は農薬などを使い、 2年目は無農薬で、 3年目の今回はアイガモを利用した。
 田んぼの回りにネットなどを張り、 田植えのあとの5月下旬にアイガモを放した。 雑草や虫などを食べ、 イネ科の植物は食べないアイガモに玄米を与え、 フンで稲が育ち、 農薬を使わず自然の中で安全・安心の米作りが進められている。
 卒研生らは毎日2~3人で田んぼを訪れ、 玄米を与えながら管理している。 13日は中野教授と卒研生4人が訪れ、 イネの生育状況やアイガモ34羽の状態などを観察した。 アイガモは今月いっぱい放される。
 収穫したコシヒカリは、 会津若松市の末廣酒造で酒 「福愛夢 (ファーム)」 として720㍉㍑1500円で販売される。