14日きうり天王宵祭り

須賀川の初夏を代表する風物詩、きうり天王宵祭りは14日、南町のお仮屋を起点に今年も盛大に開かれる。松明通りの宮先町交差点から並木町交差点区間に多くの露店が並び、午後1時から午後10時まで歩行者天国になり、車の通行ができなくなる。
毎年約6万人の参拝者でにぎわうきうり天王は、江戸時代宝暦年間から260余年の歴史と伝統を誇るお祭りで、三丁目町内会(会長・渡邉達雄商工会議所会頭)を中心に実行委員会を組織している。
来場者がキュウリを納めるお仮屋は13日早朝から東北電力須賀川営業所前広場に設置され、同日夜のお迎え祭りでみこし渡御を行い、祭神の「牛頭天王(ごずてんのう)」を移す。15日は三丁目町内の本祭りと町内安全祈願、16日にお仮屋を片付ける。
目抜き通りには例年と同様の露店が約150店並び、昨年も好評の「ウルトラマン回転焼き」、市内町内会や学校保護者会などの手作り出店も出店する。お仮屋そばには今年も巨大なキュウリオブジェクトを展示する。
また今月末竣工予定の市民交流センターtette(てって)も建設用の足場が外され、松明通りからその外観などを見学できるようになっている。
きうり天王祭は稲荷町の朝日稲荷神社境内の岩瀬神社に祀られた「牛頭天王」を祭神としたお祭りで、江戸時代当時、広大なキュウリ畑があった三丁目(現・南町)で疫病がはやったときに、キュウリを備え祭事を催したところ疫病が収まったことから始まった。
お仮屋にキュウリ2本をお供えし、代わりの一本を持ち帰って食べると病気にかからないとの言い伝えが今も残っており、例年多くの参拝者が長蛇の列を作りお仮屋に足を運んでいる。