天栄村で介護予防へ新たな試み

わたあめ作りを楽しむ参加者たち

天栄村は介護予防事業の一環として、地域の高齢者が主体的に集会所などに集まるコミュニティの形成を支援する「地域自主サロン」を今年度から始めた。
急激な高齢化により要介護(支援)認定者の増加や施設入所待機者の増加が推測される中、村の認定者数は平成30年2月末現在で約300人、認定率は約17%と全国平均や県内の同規模自治体よりも高い状況となっている。
そのため同サロンを実施することで、高齢者の社会参加や健康づくりを促進し、閉じこもり防止や地域コミュニティづくりを促し、介護予防の強化を図る。
同事業は住民の主体性を重視するため、初回から数回は住民福祉課や社会福祉協議会、地域包括支援センターが協力し集会を運営するが、徐々に自分たちでのみ集まれる状態を目指す。
モデル地区に飯豊を設定し、6月から運営を開始して村の実情や同サロンの意義などを説明したほか、自分たちでできるねぎ体操などを教えた。
サロン参加者には「みんなで集まる良いこと五箇条」として、出会いは会話が生まれる、豊かな表情が自然に生まれる、相手に合わせて話すと認知症予防に効果抜群などサロンの必要性を説明した。
第3回は今月6日、飯豊集会所で開かれ、約10人が参加し、ラジオ体操や体力測定などをした後、茶話会でわたあめ作りなどを楽しんだ。
今後は1カ月に2回のペースで集会所に集まるほか、3カ月に1回程度イベントも行うなど工夫を交えながら継続させる。また同地区の取り組みを敬老会などで周知を図り、実施地区を広げていく。
なお村では実施する地区を随時募集している。問い合わせは住民福祉課福祉係(℡82―2119)か村健康保健センターへるすぴあ(℡82―3800)まで。