市民大学でミュージシャン川田さん講話

歌いながら愛寿園のお年寄り一人ひとりと握手

中央公民館の市民大学は9日開講し、須賀川市に縁があり、震災以降は毎年、市内の老人福祉施設に慰問活動している講師の長崎県在住のミュージシャン川田金太郎さんは約70人がトークとライブに元気を与えた。市民大学は10月3日まで全5回開講する。
川田さんは縁(えにし)をテーマに須賀川市との縁がつながったときの話や老人福祉施設慰問などを中心に講話した。
東日本大震災当時に「地震にやられ、津波にやられ、あげくの果てに原発で追い出された。こんな目に遭うなら長生きなんてしない方が良かった」とインタビューに応えるお年寄りのコメントを聞き、「歌とトークで元気を届け励ましたい」と思い、市内の老人福祉施設でライブをしたことがきっかけで毎年慰問を続けている。
地元長崎の歌「I LOVE ながさき」を須賀川バージョンに替えた歌なども披露し、さだまさしさんを師匠とする川田さんの歌と軽快なトークに受講者たちは終始笑顔で聴講していた。
川田さんは市民大学の前に愛寿園を訪れ、長崎県雲仙市長からのメッセージやせんべいなどのお土産を贈り、長崎県出身の介護員手作りの「長崎魂」ポスターをバックにライブがスタートした。
歌いながら利用者一人ひとりと握手して回り、「変わらず元気で良かった」「お帰りなさい」と声を掛け合い、1年ぶりの再会を喜んでいた。
市役所を訪れ、橋本克也市長が「“須賀川市大使”としてこれからもよろしくお願いします」と歓迎した。
10日は牧場の朝、南東北春日リハビリテーションセンターを訪れ、11日は午前11時からいわせ長寿苑、午後2時からエルピス、12日からは同じく長崎で活動しているミュージシャンのごつうゆかさんも合流して午前10時半から長沼ホーム、午後2時からゆう遊館、13日は午前10時半からすずらん紡、午後2時からシオンの園を慰問する。
14日午後6時半からは「がまだせコンサート2018」を馬町のギャラリー&カフェTOKUZOで開く。小中学校・介護施設などでライブを行っている須賀川の歌姫藤居ジュンコさんも駆けつけ、3人が歌とトークを披露する。入場料は1000円。