須賀川で「心に残る体験」の観光ルート開発へ

「心に残る須賀川」目指し観光ルート構築へ

 須賀川の魅力発信へ各種事業に取り組む、須賀川ツーリズム実行委員会(会長・渡邉達雄商工会議所会頭)は28日、委員ら約20人が出席して商工会館で開かれた。今年度は体験型日帰りプログラムなど自主事業を継続するほか、地域力活用新事業∞(無限大)全国展開プロジェクト採択を受け、新たな観光ルート開発に取り組む。
 地域力活用新事業∞全国展開プロジェクトは全国商工会連合会と日本商工会議所による補助事業で、須賀川版「体験型」観光ルート開発プロジェクトを来年2月末まで展開する。
 事業テーマに「また来たい」へ繋げる「心に残る体験(質の高い経験商品)」型観光への昇格を目指した開発可能性調査を掲げ、環境客に対してアピール力のある観光ルート開発を目指す。
 目標として須賀川の地域資源を活用した、巡れば終わりではない「心に残る体験」ができる須賀川ならではの、須賀川の暮らしに近接した可能性を探る。
 今回のプロジェクトでは須賀川の最大の特徴で特性でもあり、昔から”馬の背”とも呼ばれる各所の「坂」や坂が織りなす「風景」「伝統」「文化」などを組み合わせた体験型観光コース開発へ調査研究する。
 須賀川への立ち寄り型観光をマイナスではなく、須賀川を「知ってもらう」ためのファーストコンタクトとして前向きにとらえ、観光客に「また来たい」と思ってもらえるような、良い印象を積み重ねた「心に残る体験」に着目し、坂が育んできた商業、人やモノの交流の原点に着目したストーリーを体感できるような心に残る価値を提供する。
 須賀川ツーリズム実行委員会で事業の方針を決め、会議には日本経済研究所や柏木千春流通科学大教授ら専門家を迎え、若手後継者らで構成するまちづくりワーキンググループとも連携を図りながら、観光ルート構築へ具体的内容の検討を重ねていく。
 来年2月末までの7回程度の会義のほか、秋に神戸方面で先進事例調査、実地調査を行い、並行して自主事業の秋2回・2月頃2回の体験型プログラム事業を実施する。