鏡石町田んぼアートの観覧開始

一般観覧がスタートした鏡石田んぼアート

 童話・童謡シリーズ「うさぎとかめ」の図柄を6色8種類の稲で描いた鏡石町の観光スポット「田んぼアート」の一般観覧が22日から始まった。オープニングセレモニーが町図書館展望室で開かれ、一番乗りで観覧した鏡石保育所園児たちが「うさぎさんかわいい」と歓声をあげていた。
 今年で7年目を迎え、イラストレーターの湖川友謙さんがデザインを手がけた絵柄は、寝ているウサギと一生懸命ゴールを目指して追い抜こうとするカメを表現。ウサギの陰影をグラデーションの技法を用いてより立体的なアートに仕上がっている。毎年、岩瀬農業高生物生産科生徒が育苗し、環境工学科生徒が測量を担当している。
 使用した稲は、天のつぶ(緑)、紫穂波(濃緑)、紫大黒(黒)、黄大黒(黄)、ゆきあそび(白)、べにあそび(赤)、赤穂波(濃赤)、あかねあそび(橙)。
 今までは8月の出穂の時期に一部の稲の色が変わると「隠れキャラ」が現れていたが、今年はキャラだけでなくより大変化が楽しめる。2匹のウサギの理由が出穂の時期に明らかになる。
 東日本大震災後の平成24年から取り組み、観覧者数が初の3万人を突破、累計10万人も達成した。一般観覧は10月下旬ころまで、見頃は7月中旬から8月末、時間は午前9時から午後6時半、休館日は毎週月曜日。
 和田和久実行委員長は「8月頃からの変化も楽しんでいただけると思います」と述べ、遠藤栄作町長が「実行委員会や岩農生、関係団体の協力ですばらしいアートが完成しました」とあいさつし、岩農生代表の塩田諒君(環境工学科3年)らとテープカットで祝った。