田善通りを石畳イメージの景観に整備

石畳風に再整備される田善通り

 須賀川市は来年1月の市民交流センターtette(てって)オープンに向けて、愛称・田善通りの景観整備工事を進め、年内に石畳をイメージした新たな道路を整備し、市民や観光客の回遊性向上を目指す。
 工事区間となるのは、市民交流センター西側の道路約200㍍部分で、国道118号線と連結する交差点から市保健センター入り口手前まで。
 田善通り沿線は民家や商店、寺院などが並ぶ須賀川の歴史と市民生活が混在する場所であり、今回の整備工事は歩車道を分離して安全に回遊できる空間を確保しつつ、道路利用者が歴史を感じる景観形成を目指す。
 立地的に現状から道路幅を広げることは難しいため、電信柱を片側に寄せて歩車道スペースを確保し、電信柱の移動に合わせて側溝も一部再整備する。
 秋口から着工予定の歩車道部分は歴史情緒を感じる石畳をイメージしたものとなり、車道は濃いグレーに歩道は白を基調とする。歩車道は自然石風のラインで区分する。
 田善通りは市民生活に直結し交通量も多いため、工事による交通規制は最小限に抑える。
 また市民交流センター東側で田善通りと沿線でつながれた松明通りはこれまで、電線地中化や松明を意識した街路灯整備、景観にアクセントを持たせたウルトラマンモニュメント設置など、多くの観光客を呼び込むための市街地形成を目指している。
 来年1月の市民交流センターオープン時期には田善通りの景観形成工事も完了予定で、歴史を感じる田善通りやウルトラマンが並ぶ松明通りの二面性もった新たな景観をまちなかに整備することで、市民だけでなく観光客の回遊性向上につなげていく考えだ。
 須賀川商工会議所を中心に地元商店会や関係団体は市民交流センターオープンイベントをはじめ、年間を通したにぎわい創出や利用者・観光客の受け入れ態勢整備に向けて準備を進めており、7月6日に第1回意見交換会の実施を予定している。