市役所窓口パスポート交付累計1181件

 須賀川市は県内自治体で初めてとなる市役所でのパスポート窓口設置から1年が経過した。福島空港のチャーター便が多数就航するなど国際空港化への機運が高まる中、パスポートは5月末現在の累計で申請1146件・交付1181件に上った。さらなる空港活性化に向けて、近隣町村との連携強化を図る動きも期待を集めている。
 市役所パスポート窓口は市庁舎開庁に伴い、市民の利便性向上のため県から機能移譲され、県内市町村で初の開設を実現したもので、市内在住・通勤・通学者を対象に申請・交付している。
 申請件数は5月末までの累計で、有効期間10年が604件、5年が519件、その他が23件の計1146件、1日平均4・2件。交付件数は10年が642件、5年が523件、その他が16件の計1181件、1日平均4・8件となった。
 窓口を担当する市民課はスムーズで快適な手続きを図るため、頭頂からあごまでの寸法など規格に合う写真の提出や申請時の注意点など丁寧な説明に努めている。
 また申請日から受け取りまでの日数は郡山や白河の合同庁舎内窓口と同じく8日以降(土日・祝日を含まず)で、手続き上即日交付はできないため注意を呼びかける。
 申請は代理人でも可能だが、申請書の記入と受け取りは必ず申請者本人でなければならない。
 申請には一般旅券発給申請書、戸籍謄本または戸籍抄本、写真、本人確認の書類、最後に受け取った旅券、印鑑、住民票が必要となる。
 福島空港の国際チャーター便は昨月に決まった8月19日発のロシア便をはじめ、台湾、ベトナム便なども多数運航している。
 隣県の茨城空港では東日本大震災以降休航していたソウル便が今年7月31日から運航を再開することが決定しているなど、風評被害払拭の流れも強まりつつあり、福島空港でも国際定期路線就航への期待が高まっている。
 近隣町村では空港の活性化や地域住民の利便性向上を図るため、県に対して市庁舎のパスポート窓口との連携を求める動きも見られ、今後さらなる活用のあり方も検討される見込みである。