3年後に藤沼湖決壊慰霊碑完成目指す

慰霊碑建設に向けて意見を出し合う委員たち

 東日本大震災による藤沼湖決壊で死者7人、行方不明者1人が犠牲となった長沼地域の有志らで構成する「藤沼湖決壊による慰霊碑建設委員会」(柏村國博委員長)は14日、第1回委員会が北町コミュニティセンターで開かれ、慰霊碑の建設場所や今後の日程など協議した。
 遺族や被災者の想いを込めて建設する慰霊碑は、犠牲者の供養、後世への伝承・風化防止、地域居住者のみならず全国に対して災害の恐ろしさを伝え、二度とこのような災害が起こらないことを祈願するため設置する。
 建設にあたり、一番に遺族、地域住民に理解してもらい、県、須賀川市、江花川沿岸土地改良区にも支援と協力を求める。
 設置場所は被害が大きかった場所でもある滝地内を第一候補とし、行政区や住民の意向を確認しながら検討していく。
 柏村委員長は「建設にあたり、震災当時の寄付金だけではまかないきれないため、市補助金や地元の人たちの寄付金を募りながら、必要な費用や慰霊碑の設置場所など具体的に協議し、関係者らの考えを聞きながら進めていきたいと思います。完成まで色々な問題があると思いますが、皆さん協力よろしくお願いします」とあいさつした。
 今後の取り組みについて加藤和記市議が、市ふるさとづくり事業の活用を提案した。来年2月頃に申請し、その補助金と地元住民らからの寄付金をもとに、震災から10年目となる2021年3月に除幕・追悼式を開く3年計画で進める。1年目は台座となる石を決め、運搬・固定完了を目指す。
 次回の役員会は7月11日午後7時から、市担当職員を招き北町コミュニティセンターで開く。
 委員は次の通り。
▽委員長=柏村國博▽副委員長=鈴木勝美▽委員=加藤和記、内山清春、小針義男、関根哲也、鈴木秋男、二瓶広秋▽事務局=森清道