芭蕉まつりやRojima大にぎわい

芭蕉くんと対決したサイコロゲーム

 須賀川市本町商店会(水落行男会長)の第14回芭蕉まつりは10日、結の辻をメーン会場に盛大に開かれた。第31回Rojima、芭蕉記念館の相楽等躬生誕380周年記念事業も本町・馬町エリアで行われ、子どもから大人まで多くの来場者でにぎわった。
 奥州街道の宿場町として栄えた須賀川宿の駅長であり、須賀川俳壇の祖として今も親しまれている相楽等躬が現本町に居を構えており、親交のあった松尾芭蕉がおくのほそ道行脚の途中で当地に8日滞在した6月に合わせて、市商店街にぎわい補助事業を活用して実施している。
 今年は主役の一人でもある芭蕉くんを尾形政一さんが務め、オープニングセレモニーでは水落会長と来賓の石井正廣副市長、渡邉達雄商工会議所会頭があいさつした。
 芭蕉が実際に見学して「風流のはじめや奥の田植えうた」(句碑・十念寺)を詠んだとされる、須賀川市無形民俗文化財の仁井田田植え踊り、地元愛好会による南京玉すだれ、古寺山自奉楽などが披露された。
 芭蕉くんと遊ぼう!コーナーでは子どもたちが輪投げとサイコロゲームに挑戦し、勝つとお菓子やおもちゃがプレゼントされ、順番を待つ列がたくさんできていた。
 ほかにもパカパカ競走や紙飛行機飛ばし大会、毎回好評の大ビンゴ大会もあり、馬町通りを歩行者天国にして金魚すくいや射的など縁日コーナーが人気を集めた。日大工学部の学生たちが運営をサポートした。
 第31回Rojimaは本町・馬町エリアに手作り小物や飲食店の100ブースが出店して、市内外から多くの家族連れや若者たちでにぎわった。
 “まちを新たなチャレンジの場へ そして新しい何かに出会える場所へ”をテーマに、市内の若者たちが中心に運営をサポートし、毎月第2日曜日に開かれ、須賀川の新たなイベントとして広く認知されている。
 梅雨入り初日となった同日は小雨交じりの天気だったが、それぞれのブースが人気を集めた。
 今回は芭蕉まつりと同時開催となり、市役所前通路にも出店して好評を集めた。次回は7月7日に1年ぶりの夜Rojima(午後3時~午後8時)として開く。
 芭蕉記念館では企画展「等躬と須賀川宿 まちなか展示会」を開催、おはじきやお手玉などの昔遊びやクイズを解きながら芭蕉や俳句を学ぶ芭蕉さんとあそぼう!を実施した。
 軒の栗ギャラリーでは、桜井桃子さん(生田流福島正絃社紫音会)らによる筝と尺八の二重奏、すかがわ昔話の会とふくしま四人会の昔話を披露した。