少子化の影響、子ども育成会にじわり

 須賀川市子ども育成会連絡協議会(大内康司会長)は市内加盟63団体を対象にアンケートを実施し52団体から回答があった。加盟63団体で子どもの加入数は10人から29人が24団体で最も多く、100人以上の加盟は7団体、10人未満は7団体だった。
 アンケートは各育成会の活動概況や問題点、他の団体と交換したい情報などについてまとめられた。
 活動報告では町内の子ども加入率100%の芹沢町が夏祭りや秋祭りなど充実したイベントを実施し、町内会合同で市に要望を提出し、公園に複合遊具が新設できた。
 ほかにもバーベキューや三世代交流会、町内会と連携した行事実施、夏季少年健全育成球技大会を通した交流など挙げられた。
 反省点や問題点としては、役員の仕事負担が大きくやりたがらない、新しいイベントが実施できなかった、子どもの年齢層が幅広く上級生向けの対応が簡素になったなどあった。
 市全体の課題だが少子化も育成会活動に大きな影響を及ぼしており、少子化のため子ども神輿ができない、夏季球技大会でチームがつくれない、参加家庭を増やすための魅力的なイベントを模索している、親が育成会への入会を断る世帯もあるなども課題となっている。
 また上級生になるとスポ少などで土日参加が難しい、今後の継続的な活動を考えるとイベントの必要性や育成会の存在意義の再検討が必要、必要とされる育成会像を地域と子ども双方の立場から検討する、子どもの人数が少なくイベント準備の労力と割が合わないの意見もあった。
 一方で町内会役員と育成会役員との価値観の違いによる板挟み、役員が回ってくると脱退する世帯がある、会員数が多いためイベント実施の役員負担が大きいなどの声も寄せられた。
 ほかの育成会との合同イベントとして連絡協議会では、塩田・小倉が合同チームで球技大会出場、古屋敷・馬町が合同でしめ縄づくりを実施などの例を紹介し、球技大会の参加人数が不足している場合は相談を受ければ近くの育成会との合同チーム結成を仲介するなども提案した。
 また魅力あるイベントのアイデアとして、芹沢町子ども育成会(小学生約50人)が夜間の足元を照らすランタンを無料貸し出しして納涼祭で利用した、あおば町こども育成会(同100人超)では球技大会に参加できない代わりに納涼祭を実施し自転車動力のかき氷を作った、新栄町子ども育成会(小学生約50人)は夏休みのラジオ体操後に1㌔マラソンを実施してゴールした順にカードにハンコを押すなど紹介した。