田んぼアートの豊作願い田植え祭り

泥まみれになりながら田植えを楽しむ子どもたち

 鏡石町の観光スポットとして昨年は観覧者数3万人を超え、8年間で累計10万人を突破した「田んぼアート」事業は2日、「豊作祈願!田植え祭り」を開き、町内外から約200人が参加した。6月中に一般観覧が始まり、今年は8月になると現れる隠しキャラに力を入れている。 
 田んぼアートは平成23年から交流人口増加、町のおいしいコメのPR、収穫物の6次産業化などを目指して実施している。
 昨年同様「窓から眺める絵本~もうひとつの図書館~」をテーマに、70㌃の田んぼにイラストレーターの湖川友謙さんがデザインした「うさぎとかめ」を8種類6色のイネで表現する。
 種まきや図柄の測量を岩瀬農業高の生徒や鏡石建設業協同組合らが協力するなど、各種団体で実行委員会を組織している。
 和田和久実行委員長が歓迎のあいさつをし、子どもからお年寄りまで手足や衣服を泥だらけにしながら、1本1本丁寧に手植えをした。
 子どもたちは「楽しい、冷たくてきもちいい、育つのが楽しみ」と元気にはしゃぎながら楽しんでいた。初めて参加した大人も「田植えがこんなに楽しくてやりがいがあるとは思わなかった」と笑顔を見せた。 
 町ヘルスメイトが野菜をもっと食べようキャンペーンを実施し、参加者たちは1日に必要な野菜の摂取量である350㌘を計量し、ピタリ賞、ニアピン賞、参加賞が贈られた。
 昼食は鏡石ヘルスメイトが町内産の野菜などで手作りしたトン汁と田んぼアート米特製おにぎりを振る舞い、参加者たちは疲れを癒やし、達成感に浸っていた。