鏡石町長選 低調ムードで中盤戦に

 27日投開票で行われ、8年ぶりの選挙戦となった鏡石町長選は中盤戦を迎えたが、町民の関心は低調ムードである。新人で前町議の吉田孝司候補(39)=成田=と3選を目指す現職の遠藤栄作候補(67)=東町=は、連日選挙カーを走らせ、遊説や街頭演説で支持を訴えながら投票率アップを図っている。
 吉田陣営は超党派の政治・政策集団「町政刷新かがみいし」の会員らとともに朝から午後7時まで、選挙カーで町内一円を遊説し、各地区で街頭演説を行っている。
 医師の姿で町内を練り歩き、24時間対応可能な診療や救急医療体制を備えた「メディカルタウン構想」で安全安心なまちを実現する公約を訴えている。
 子育て世代からの握手や応援の声も増え、吉田候補は「相手は横綱、自分は幕内力士の気持ちで町民本位の政策を訴えていきます。毎日コースを変えて町内を1周し、正々堂々と最後まで戦っていきます」と話した。
 医師、議員の経験から得た知識を活かし、減税・節税・活税をベースとした財政健全化政策「ヨシダノミクス」、町民本位の町政、税金が100%還元されるような優しいまちづくりを訴えている。
 遠藤陣営は後援会をフル動員し、午後7時まで選挙カーで遊説、街頭演説を行っている。
 各支部に遊説日程を配布し、演説箇所も必要に応じて増やすなど、ち密に総力をあげて投票率と支持拡大を図っている。26日には玄葉光一郎代議士も応援に駆けつけ最後の追い上げをかける。 
 遠藤候補、菊地洋選対本部長、渡辺定己顧問は「街頭演説は久来石では4号線拡幅、成田は健康福祉センターなど地域に合った政策を訴え、手ごたえを感じている。町民が町政に参加し、興味を持ってもらえる選挙にしたい。投票率は65%と予想しているが、72%を目指して呼びかけていきます」と話した。
 3期目は「笑顔と健康」、「進化する」をキャッチフレーズに、健康と福祉の文化をつくり上げ、子どもから高齢者まで安心して暮らせるまちづくりを目指している。
 町民の50代男性は「今回の選挙は盛り上がりに欠ける」、70代男性は「田んぼ時期で忙しく、しっかりと吟味できない」、40代女性は「全ての世代が住みやすい町にしてくれる方に投票したい」と話している。