稲田小旧校舎間もなく解体

職員室や教室などを見て回る親子たち

 施設一体型の小中一貫教育校稲田学園の新校舎開校に伴い、小学校の旧校舎は間もなく解体工事が開始する。別れを惜しむ内覧会は19日、運動会終了後に開かれ、多くの児童、生徒やOBの地域住民らが旧校舎内を見学した。
 旧校舎は昭和39年の1期工事、翌40年の2期工事を経て完成し、平成2~3年には大規模改修工事が行われた。23年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けるも児童全員が無事避難できるなど、子どもたちの生活を安全に支えながら地域の学び舎としての役割を果たしてきた。
 校庭は工事に伴い一部が使用できなくなるが、体育や部活動などは校庭の安全なスペースや2つある同学園体育館を活用するほか、近隣のグラントマトの協力を得てグラウンドを借りるなど、子どもたちの学習に影響のないよう進められる見込み。
 内覧会に参加した親子らは旧校舎で過ごした思い出を振り返りながら、最後のひと時を心に焼き付けていた。